リビングリフォームのポイント

リビング

  • 家族が集まるリビングは、みんなが
           くつろげる雰囲気づくりが大切です。

       光と風がたっぷり入る明るく、さわやかな空間、
        すっきりと落ち着けるインテリアなど

       家族構成やライフスタイルに合わせた、
        我が家スタイルのリビングをつくりましょう。

■照明

リビングは、言うまでもなく、くつろぎが求めらる空間です。したがって、色温度の低い光色が基本となります。

【計画案】

照明器具の設定高は、天井付近に限らず、テーブルライトやフットライトを用いて、明かりの重心を低くすることで、落ち着いた雰囲気をつくることができます。

ライトコントローラ(調光器)を併用すると、時間帯やシーンに応じた光の演出が可能となります。特に、白熱灯の場合はランプの寿命を長くすることも期待できます。

【おすすめ】

1室多灯の局部照明を用いて、さまざまなシーンの演出を行うことをおすすめします。
全般照明だけでは、空間が単調な印象になりがちなので、ブラケットやスタンドなどの部分照明をプラスして、くつろいだり、
ゲストをおもてなししたりとシーンに合わせた使いわけができます。
壁一面を間接照明で照らし、効果的な空間演出もおすすめです。

■壁材

部屋の面積の多くを占める壁材は、インテリアのイメージを左右する重要な要素です。このため、壁紙は色合いと質感が重視されますが、 断熱性や遮音性などの機能も忘れてはなりません。壁紙には大きく分けて、紙壁紙、織物壁紙、ビニール壁紙の3種類があります。

【紙壁紙】

紙壁紙は施工しやすいのですが、耐水性や耐摩擦性に劣るため、日本ではあまり普及していません。ヨーロッパでは、デザイン・色柄ともに優れたものが多く、輸入も可能です。

【織物壁紙】

織物壁紙はやわらかい質感に高級感がありますが、耐水性に乏しいことや、つなぎ目部分の糸がほつれるといった欠点もあります。

【ビニール壁紙】

ビニール壁紙は耐水性に優れ、手入れも簡単です。しかし、湿気のこもる北側の部屋などでは結露やカビが発生しやすいのが欠点です。
最近では防カビ、結露防止、脱臭、抗菌といった付加機能がついた商品も出ています。

■床材

床材に求められる以下の機能を充分検討してみましょう。
丈夫である、音が響かない、水に強い、掃除がしやすい、滑りにくいなど、どの条件を優先させるかは部屋の使用環境によって変わってきます。
掃除のしやすさや対候性にすぐれていることも求められますが、
小さな子供や高齢者がいる家庭では、安全性への配慮も必要です。

フローリングは耐久性に優れ、ホコリを吸収しないので掃除が簡単なうえ、ぜんそくやアトピーの方にも適しています。
夏場はひんやりとして気持ちいいのですが、冬場は冷たく感じます。

クッションフロアはソフトな弾力性があり、水に強く、手入れも楽です。
ゴム製品が接触すると化学反応を起こし、溶けて汚れが付着するので、
家具の足先についているゴム製のキャスターなどには気をつけましょう。

■窓

リビングは光と風がたっぷり入る明るい空間にしたいものです。
長い時間、光を取り入れることができるように、窓の大きさ、高さ、種類を考慮したレイアウトが必要です。
デザインにもこだわって、空間のアクセントになるような出窓や、小窓を使うのもおすすめです。
また、快適性を重視するなら窓の断熱性や防音性を高めましょう。

■収納

住まいの中心となるリビングは、家族が集まるだけに家具やAV機器だけでなく、パソコン、本、DVD、CD、おもちゃなどさまざまなモノがリビングに持ち込まれます。

それだけに効率よく、すっきり片付く工夫とスペースが必要です。
スペースや収納にあわせた壁面収納家具などを上手に使い、「飾る」「隠す」を使い分けた収納でくつろげる空間をつくりましょう。

■その他

家全体が狭いと、最低限必要な各人の部屋とキッチン、浴室などをとったあとではリビングが狭くなりがちです。
あまりうまく使えていない部屋があるなら、他の間取りと考え合わせてリビングに吸収してしまってはどうでしょう。
ゆっくりとくつろげる広いリビングを一つ持つことで、家族のコミュニケーションを重視したスペースが確保できます。 お客さまが来られた時も、広いリビングだと、もてなす側も非常に気持ちのいいものです。

リビングのカラーコーディネートは、一般的に使う色は、なるべく数をおさえ、色彩も強いものは避けたほうが無難です。
壁紙の柄やカーペットの模様も統一感のあるものを選び、細かい色にとらわれずに全体的な色相で判断してその同系色でまとめます。
天井は明るい色彩にして、床はアンダーにすると、落ち着いた雰囲気の部屋になります。

■リフォーム全般

リビングは、家族が自然に集まり、くつろげる場所でなくてはいけません。そんなリビングにリフォームするためには、 住宅のどの位置にリビングを配置するかということが重要なこととなってきます。
例えば、外出する時や帰ってきた時など、家族それぞれの動向がさりげなく伝わってくるような場所にリビングがあれば、家族同士の接点が自然に生まれ、 みんなが集まりやすいリビングになるのではないでしょうか。
また、リビングで大切なことは、家族全員が居心地がいいと感じることです。 各家族によって生活スタイルは様々なので、一概にこのスタイルがいいとはいえませんが、くつろぎを中心に、 ライフスタイルを表現したリビングにすれば家族も居心地が良く、お客さまにもくつろいでいただけるのではないでしょうか。



リビングの家具レイアウトのポイント

  • 部屋の広さや窓の高さ・ドアの大きさなどを正確に知ったうえで、そこに置きたい家具の寸法を測る。

  • 一般に、部屋の面積に対する家具のボリュームは40%が限界。

  • リビングでの家族の過ごし方を考えながら、優先するべきポイントをしぼりこむ。

  • 移動のむずかしい大型の家具から位置を決定する。

  • 椅子とテーブルの距離・作業のためのスペースといった「ゆとり」の部分も配慮する。

  • 応接セットは対面配置よりもL字型配置にした方が、部屋が広く感じられる。