トイレ選びのポイント


トイレは家の中で最も清潔でキレイに
くつろげる空間にしておきたい場所です。
家族だけでなく、来客にもおもてなしの心が伝わる、
清潔感あふれるトイレ空間を実現したいものです。
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トイレは、大別して便器と便座を別々に選んでセットする「組合せ便器」と便座が一体化した「洗浄便座一体型便器」があります。
それぞれ特徴がありますので、価格、機能などを比較して選んで下さい。
最近では、タンクの無い一体型便器がデザイン性で人気となっています。 -
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■便器
最近主流になってきたのが、フチのない新形状の便器。洗浄方法も水流 をぐるりと回すことで汚れ落ちがよくなりました。
素材には「有機ガラス系新素材」を使用したものは、水や汚れをはじく 「はっ水・はつ油成分配合」の素材で、防汚性能はしっかりキープします。
また、非常に硬くて丈夫な素材だから、キズがつきにくく美しさを保ち、お掃除がらくです -
■タンク
「手洗い付きタイプ」と「手洗いなしタイプ」があります。形状をだ円形にすることでコンパクトに なったタイプや、おしゃれな「収納一体型タイプ」もあります。また、タンクレスであれば、見た目がすっきりして広く感じるのとお掃除もし易くなります。
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■便座
便座は大別して3種あり、「普通便座」「暖房便座」「温水洗浄便座」に分けられます。主流はおしり洗浄ができる 「温水洗浄便座」。デザインもシンプルで、自動フタ開閉、自動洗浄など便利機能も満載。 また、高齢者にはアームレスト付きのタイプもあり、立ち座りの際の腰の負担を軽減できます。
■その他
クッションフロアや、壁紙張替など、内装の交換はトイレ交換とあわせてぜひリフォームしていただきたい必須オプションです。
なぜなら、トイレは狭い室内なので、一目で室内のものすべてが目に入ります。
そこで、せっかくトイレを取替えるなら、床のクッションフロアや壁紙などすべて新しくすれば、 リフォームの効果は絶大。まるで新築したようなトイレへリフォームできます。
また、クッションフロアや壁紙の張替タイミングも、トイレ交換の時に、あわせて施工するのがベストです。
クッションフロアや壁紙は、トイレが設置されていない状態でないと、タンクの後ろ側の壁や、 便器の下の床にきれいに張る施工ができません。そのため、トイレを全てはずす トイレ交換の際に、床のクッションフロアや壁紙を張り替えも行うのが施工の効率面で一番いいのです。
内装材は清掃性が良いものを選ぶとキレイな空間を保ちやすくなるのでおすすめです。 車椅子での利用を考えた汚れ・荷重に強いフローリングもあります。トイレの基礎知識
◆まず知っておきたいこと◆
トイレが流れにくい、タンクの継ぎ目から水漏れする、排水部分から水が浸み出ている、といったトイレの不具合が起きると、たいていの お客様は、まず修理をご検討されます。
ところが、トイレの修理は部品代と修理費用をあわせると、数万円~が相場です。実はこの金額、最新の節水型トイレにリフォームすれば、 数年で元が取れる金額です。
「修理ですまそうと考えていたのに、トイレまるごと取替えなければならないなんて、出費がかさむ・・・」と言われるお客様もとても多い のですが、トイレは、一度取り換えれば、10年は持ちます。
最新の節水型トイレに取り換えて、10年使うことを考えると、水道代が14万以上も節約できる計算になります。
だから、修理を検討した段階で10年前後経年しているトイレなら、最新の節水型便器に交換すれば、水道代をぐーんと浮かせることができるのです。
そして、トイレを交換するタイミングにあわせて、内装も新しく施工すれば、トイレのイメージも一新できる、 リフォームの絶好のチャンスなのです!洗浄方式
洗浄方式で溜水面の広さが違い、広いほど汚れや匂いが少ない
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◆エアドライブ式
水と空気の力を利用して洗浄、音が静か -
◆ダイレクトバルブ式
水圧だけで洗浄でき、連続使用可能な新方式 -
◆サイホン式
サイホン作用で汚物を流す洗浄方式 -
◆ワイルドボルテック式
溜水面の広さがサイホン式同等の新洗浄方式 -
◆ネオボルテックス式
洗い落しに比べ溜水面が広く、音が静か
便器各種
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◆タンクレス式
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◆洗浄便座一体型
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◆収納一体型
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